ホーム > 旅に役立つ情報 > グリズリーベア(Grizzly Bear)に出逢える厳選スポット
チルコ河はグリズリーベアにとって、世界の中でも最も適切な環境が揃っています。 何百万匹のサーモンが産卵のために河口に戻ってくるとき、そのごちそうを求めてたくさんのグリズリーが集結します。
航空機にてブリティッシュ・コロンビア州のウィリアムズレイク空港に降り立った後、車でベアーウォッチングを行うサイロス州立公園のチルコ・レイクへ向かいます。
片道約4時間の道のりは、半分が舗装道路、半分が未舗装です。
ベアウォッチングは、カヤック、ボートなど、水上から陸にいるグリズリーベアを観察します。
サイロス州立公園のすぐ近くに位置するベアキャンプに宿泊しますので、周辺にも沢山のグリズリーが出現することでしょう。
河と湖と山に囲まれた自然豊かな立地を活かして、ラフティング、ハイキング、乗馬、マウンテンバイク、カヤック、カヌー、釣りなど、様々なアクティビティを体験することもできます。
シーズン:9月から10月
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1900年代初頭のゴールドラッシュで繁栄。道路は整備され、鉄道建設計画までありました。
最盛期には1万人以上の人口を誇ったスチュワートですが、ゴールドラッシュが終焉を迎えたことにより、鉄道建設は中止されてしまいます。人口もみるみるうちに減少し、近年は700名程度の小さな町となりました。
人々にいつしか忘れ去られ、林業で生活の基盤を作っていくようになったスチュワートは今、動物と氷河の町として静かに息を吹き返しています。
最寄りの空港はテラス空港、もしくはスミザーズ・リージョナル空港です。テラス空港からスチュワートへは車で約4時間、スミザーズ・リージョナル空港からスチュワートへは車で約5時間弱の距離にあります。
ここでのベアウォッチングはスチュワートに滞在しながら、アメリカ合衆国のアラスカ州ハイダーという町の郊外で行ないます。
フィッシュクリークというサーモングレーシャーの氷河の溶けた水が流れ込んでいるサーモンリバー沿いにウッドデッキが作られています。そこからは、豪快にサーモンを追いかけるクマの姿を観察することができます。
この辺りでよく見られるクマはグリズリーベアです。サーモンリバーに毎年7月から10月にかけて産卵のために遡上するサーモンを目当てにやってきます。
特にサーモンの遡上が始まる7月頃には、その元気なサーモンを追いかけ、格闘し、捕食する迫力ある場面を間近に見ることができ、とても感動的です。
その他にもブラックベアや白頭ワシ、時にはオオカミも姿を現してくれます。こんな近くで野生の営みを観察できるのは世界でも数少ない場所と言えます。
シーズン:7月から9月
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入り江近くには沢山のグリズリーベアが生息していますので、入り江近くに建てられたナイト・インレット・ロッジに滞在すれば、1回の旅で何十頭ものクマに出会えることでしょう。
また、入り江の奥の森林には、グリズリーベアを始めコヨーテ、白頭ワシなどの野生動物も暮らし、目の前の海へ出ればイルカ、シャチ(オルカ)、アザラシ、コククジラなどを見ることができます。
以前は、森林伐採などの自然環境の破壊により、サーモンの遡上が著しく減少し、同時にそのサーモンを捕食するグリズリーベアの姿も見られなくなりました。ナイト・インレット・ロッジ近くに人工のサーモン孵化場を作る事で、再びサーモンが遡上し始め、グリズリーベアもナイト・インレットに戻ってきました。
現在は、グリズリーベアの観察ロッジとして営まれ、世界中のクマファンが集まってきます。
ナイト・インレットへは、キャンベルリバーから水上飛行機でしかアクセスすることができません。
まずナイト・インレットへは、サーモンフィッシングのメッカとして世界的に有名なキャンベルリバーが玄関口となります。
キャンベルリバーはバンクーバー島にあり、カナダ本土より、バンクーバー空港から飛行機、または車とBCフェリー(ホースシューベイー〜ナナイモ間)を利用しての移動となります。
さらにキャンベルリバーからナイト・インレットへは、唯一の交通手段である水上飛行機にて、80kmほどの距離を約30分かけて北上し、ロッジ前に着水します。
ナイト・インレット・ロッジでは、スタッフが動物に関しての専門的な知識を持ち、ウォッチングツアーではスタッフがガイドとして、動物の生態などを詳しく案内してくれるのでより深い理解と楽しみを満喫することができます。
ベアウォッチングでは、モーターボート、カヤック、手漕ぎボートなど、水上から陸にいるグリズリーベアを観察します。彼らのテリトリーを犯さず、彼らの自然のままの状態を観察することができます。ガイドの案内の元、自分でカヤックを漕ぎ、グリズリーベアを発見した時の喜びは、感動的な瞬間となるでしょう。
ウォッチングツアー以外にもハイキングツアー、乗馬体験、インレットクルーズ、サーモンフィッシングなどのアクティビティを楽しむこともができます。
シーズン:5月から6月及び、9月から10月上旬
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ブリティッシュ・コロンビア州のバンクーバー島北端に近いカナダ本土の海岸から南東アラスカは、グレートベア・レインフォレストと呼ばれています。
グレートベア・レインフォレストでは、温帯雨林地帯が広がります。入り組んだ入り江の奥には手付かずの自然が残され、グリズリーベアを始めとした多くの野生動物が生息しています。
9月になると、産卵のためのサーモンが2,500箇所以上の川を遡上し、それを目当てにスピリットベア、ブラックベア、グリズリーベアが海岸部に集まってきます。
シーズン:9月
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カナダのナイトインレットロッジでグリズリーベアーウォッチング
出発日設定:5月〜10月
代金:CAN$1,940〜CAN$2,454
種目 | ヒグマの一亜種(クマ科の大型動物) | ||
体長 | 180cm〜260cm | 体重 | 110kg〜530kg |
食べ物 | 植物(草の根、ベリー類)、サーモン |
グリズリーベア(Grizzly Bear=ブラウンベアまたはビックブラウンベア)は、ヒグマの仲間であり、日本ではハイイログマやアラスカヒグマなどと呼ばれる種類のクマです。
このグリズリーという名前は「グリズル」という言葉から由来しており、毛先がまだらに白くなっている、白と暗色の混じりあった毛という意味があるそうです。多くのグリズリーベアが、暗色の毛の先端だけが白っぽい毛色をしているのが一つの特徴ですが、全体的な毛色は淡く輝くようなブロンドから、赤みがかったブロンド、薄い褐色、中間色から薄い褐色、そして黒っぽい毛色まで様々な色調の毛を持っています。さらに胸から肩にかけてまるで襟のように白っぽくなっている個体、背中と肩の辺りの毛が白っぽくなっている固体であったりと身体の部分によって色が違っていることもよくあります。
ただ、一般的に遠くから見るとグリズリーベアは、足が黒っぽく背中の方にいくにしたがって明るい毛色に見えます。そして身体的には、横広い顔の輪郭の割には耳が小さいこと、鼻筋が窪んでいること、肩に筋肉の塊である瘤があること(グリズリーベアが地面を掘る能力に優れているため)、前足の爪が長い等の特徴を持っています。
秋になると産卵のために遡上してきたサーモンを捕るなど、冬眠前の食欲はかなり旺盛で1日1kg程度ずつ体重を増やし脂肪を蓄え、厳しい冬に備えます。
生息地は、カナダのブリティッシュ・コロンビア州、アルバータ州、ユーコン準州、ヌナブト準州などと、アラスカ、イエローストーン国立公園などです。
1800年頃の北米大陸では、アメリカ合衆国の西部から中部地域で、またカナダではマニトバ州周辺より西側でその生息が確認できたが、その後200年あまりの間に自然環境の変化等によりアメリカでは アラスカとイエローストーン国立公園でのみ、またカナダではブリティッシュ・コロンビア州、アルバータ州とユーコン準州、ノースウエスト準州、ヌナブト準州でのみと、その生息域は狭くなってきています。