ロジャーパス地域、サー・ドナルドの斜面を下る
9
チャレンジ、ロジャーパス〔7泊9日〕~ まるで天上界の楽園
全9日間日程のうち、4日間にわたってロジャーパス地域を歩きます。毎日の歩きは、中級者以上向けの難易度。くさり場、ロープ等を使用するわけではありませんが、高度をかせぐ山歩きなのである程度のスタミナ・持久力が必要です。といっても、日常的に山歩きをしている人なら年齢を問わず楽しめるコース設定です。
ロジャーパスは、ロッキー山脈のおもて街道から離れており、アクセスが不便という理由にて一般ツアーにあまり見かけることのないエリア。一日歩いて果たして何人とすれちがうか、という遠隔地。樹林帯の中からスタートし、稜線まで手が届きそうなくらいに標高を上げていくルートです。上部のガレ場に来ると、眼下にはハイウエイが小さく走り抜ける深い谷。その向こうには氷河と残雪を抱いた斜面が連なる展望が広がる。まさに、知る人ぞ知るという絶景ポイントが、ぐるりとつながっています。
その年の気温状態によって残雪が多くある場合がありますが、雪がなくなれば足元にはたくさんの高山植物が咲き始めます。毎日日替わりで4本のルートを楽しんでみませんか。
添乗員 | 航空路線に添乗員は同行しません。 到着するカルガリー空港、旅客出口ゲートにてクロサワがお出迎えします。 |
---|---|
最少催行人員 | 5名 (最大8名) |
日本発着利用予定航空会社 | エア・カナダ(エコノミー・クラス) |
発着地 | 成田空港 |
食事 | 朝7回、昼7回、夕7回 |
利用予定ホテル | ゴールデン、ロジャーパス地域/Days Inn、Mary’s Motel、Travelodge Golden、Glacier Park Lodge レイク・ルイーズ地域/Lake Louise Inn、Mountaineer Lodge バンフ/Banff Aspen Lodge、Bow View Motor Lodge、Banff International、Hotel、High Country Inn、Red Carpet Inn および同等のクラス、眺望などの部屋指定はできません。 |
ヨーホー国立公園
ヨーホー国立公園のトレイル
タカカウ滝
タカカウ滝の轟音を背にトレイルを進みます。
ロジャーパス地域のトレッキング
キャンプ場のある樹林帯からスタートします。
シーズンの始めには渓流沿いに雪崩のあとを見ることができます。
樹林帯を抜けると、荒々しい稜線と氷河が目前に見られます。
ロジャーパス地区
ロジャーパス地区、架設の橋
ロジャーパス、雪崩あと
ロジャーパス、樹林帯を抜けた
ロジャーパス、取り巻きの残雪を歩く
ロジャーパス、氷河が目の前
雪解けが進むと、お花畑が出現します
その時期のカナディアンロッキーといえば、グレイシア・リリー(黄色いカタクリ)。
群落で咲く風景には心を奪われてしまいます。
ロジャーパス、グレイシアリリー
グレイシアリリー、黄色いカタクリ
ロジャーパス、ホワイト・グローブ・フラワー
野生の小動物たちも散歩に出ています。
一日歩いていて、めったに他の登山者と出くわすことがありません。
まるで、行けば貸し切り状態、という景色の中を歩きましょう。
ロジャーパス、えさを求めて近づいてくるリス
雷鳥
マーモット
ロジャーパス、樹林の隙間から見える峰
ロジャーパス、グレイシアリリーが群生するメドウ
ロジャーパス、遠景の峰々
レイク・ルイーズ地区のトレッキング
ツアーのしめは、レイクルイーズ地区。
ロジャーパス地区とちがって多少のにぎわいがありますが、景色の大きさは決して負けていません。
(上:セント・ピラン/下:フェアビュー・マウンテン)
レイク・ルイーズを眼下に見ながら登る
セント・ピランの山頂で昼食
セント・ピランからのご機嫌な下山
そびえるフェアビュー・マウンテン
フェアビューの山頂付近はゴツゴツ岩
フェアビュー・マウンテンの下山路もいい眺め
日程 | 主な訪問地 | 時間 | 主な見どころ | 食事/宿泊地 |
---|---|---|---|---|
1 7/7 (土) |
バンフ | 午後 午前 午後 |
成田空港に集合、出発。 日付変更線を越えて、空路カナダへ。 カルガリー空港に到着 専用車でバンフへ移動 ホテルにチェックイン |
バンフ |
2 7/8 (日) |
ヨーホー国立公園 | 専用車で移動。 ヨーホー地区にてトレッキング 〔ヨーホー・レイクまたはアイスライン・トレイル〕 下山後、ゴールデンへ移動。 |
ゴールデン |
|
3 7/9 (月) |
グレイシア国立公園、ロジャーパス地域 | 専用車でロジャーパスへ移動。 <ロジャーパス地区・トレッキング1> 毎日日替わりでトレッキングをします。 たとえば、サー・ドナルド、Mtアボット、グレイシア・クレスト、ハーミットなどルートは盛りだくさん。日程中、合わせて4コース歩きます。 |
ロジャーパス地区 |
|
4 7/10 (火) |
グレイシア国立公園、ロジャーパス地域 | <ロジャーパス地区・トレッキング2> |
ロジャーパス地区 |
|
5 7/11 (水) |
グレイシア国立公園、ロジャーパス地域 | <ロジャーパス地区・トレッキング3> |
ロジャーパス地域 |
|
6 7/12 (木) |
グレイシア国立公園、ロジャーパス地域 | 午前 午後 |
<ロジャーパス地区・トレッキング4> 下山後、レイク・ルイーズ地区へ移動。 |
レイク・ルイーズ地区 |
7 7/13 (金) |
バンフ国立公園、レイク・ルイーズ地区 | 午前 午後 |
<日帰りトレッキング> 専用車にて登山口へ移動。 山頂からの展望が評判のセント・ピランまたはフェアビュー・マウンテン。ラストを飾るにふさわしい景観へとご案内します。 下山後、専用車にてホテルへ移動。 |
バンフ |
8 7/14 (土) |
カルガリー | 午前 | <帰国する道をたどる日> 混載車にてカルガリー空港へ移動。 カルガリー空港より、空路帰国の途へ。 |
機中泊 |
9 7/15 (日) |
成田空港 | 午後 | 成田空港に到着。通関後、解散。 |
利用ホテルリスト
ゴールデン、ロジャーパス地域/Days Inn、Mary’s Motel、Travelodge Golden、Glacier Park Lodge
レイク・ルイーズ地域/Lake Louise Inn、Mountaineer Lodge
バンフ/Banff Aspen Lodge、Bow View Motor Lodge、Banff International、Hotel、High Country Inn、Red Carpet Inn および同等のクラス
眺望などの部屋指定はできません。
食事について
昼食(ピクニック・ランチまたはボックスランチ)
ピクニックランチの場合、ガイドが材料を用意しますので、各自でお好みの具材を組み合わせてお召し上がりいただきます。ボックスランチの場合には、サンドイッチ・セット、または、おにぎり弁当を出発時にお渡しします。
ホテル内
朝食は、コンチネンタル・スタイル。
夕食は、コース料理(前菜としてスープまたはサラダ、メインディッシュ、デザート)。メニュー内容は御一任ください。
おもな装備・持ち物リスト
山歩きのいでたち:軽登山靴はもちろん欠かせません。いわゆる初夏の服装が必要です。
化粧品類:日焼け止め、虫よけスプレー、歯ブラシ、ロールペーパー、と、それらを入れるスタッフサック(巾着袋)。
日よけ:日差しを避けるものとして、サングラス、ハット、手ぬぐいなど。
レインウエア:どの山行にも必需品。
ヘッデン:どの山にも必需品。とくに、夜間のテント泊には欠かせないアイテム。
衣類:Tシャツ類、下着類、靴下は各自で適宜。
防寒着:フリースジャケットや手袋。昼と夜の寒暖差が大きいので防寒着は必要です。また、時として、気温が一桁代になったり、雪やあられが来ることもあります。
アイゼン:基本的にはアイゼンなしで歩きます。
※詳しいリストは、お申し込み手続きの際にプリントにてご案内いたします。
ご注意
・お一人様でのご参加にはひとり部屋料金が必要で、相部屋の設定はできません。また、テントサイトにて一人部屋を設定することはできません。表示の金額は、バンフのホテルに宿泊する際に一人部屋を使用する金額です。
・奇数人数でお申し込みの場合、3名で一部屋の使用はお勧めできません。
・お申し込み締め切りは、出発日4週間前の同じ曜日とさせていただきます。