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イエローストーン国立公園で大発見!!春休みオオカミ体験教室2011
こちらのツアーの販売は終了しております。
準備でき次第、ご案内いたします。
これまで開催されたツアーではオオカミ観察確率95%!
その他クマ、バイソン、エルク、ビックホーンシープ、コヨーテなどに出逢えるかもしれません
■先生がおもしろい
オオカミ体験教室は、自らもオオカミを飼う、日本のオオカミ教室第一人者桑原先生とイエローストーン生態系のエキスパート、スティーブブラウン先生がインストラクターをつとめます。
■露天風呂体験
イエローストーンでただ一つ、人間が入ってもよい露天風呂へ。
自分に合った水温の場所を探して、きれいな景色を楽しみながらゆっくりおくつろぎいただきます。
■絶対楽しいキャンプファイヤーバーベキューディナー
アメリカンロッキーのふもとでキャンプファイヤー。満天の星空を見上げながら、バーベキューやマシュマロの串焼に舌鼓することでしょう。
■北米一の野生動物の種類と数
バイソン、エルク、ムース、オオカミ、コヨーテ、大角羊、アンテロープ、白頭ワシなど、一つの国立公園でこんなにたくさんの動物が見られるところは北米ではイエローストーンだけ。高性能の望遠鏡と双眼鏡を使って、動物ウォッチングを楽しみます。
■アニマルトラッキングと野生動物の足形作り
動物の足跡・毛・食痕・屍体・骨など、バックカントリーを楽しく歩きながら観察し、野生動物の生態や1日のドラマを推測します。気に入った足跡を見つけたらその場で足形を作ります。世界に1つ、自分だけのお土産となります。
■ナイトサファリと天体観測
イエローストーンではナイトサファリにも出かけます。
エルクやバイソン、オオカミなど、野生動物の行動を観察したり、鳴き声を聞いたり自然の景色、自然の音を五感を働かせて感じ取ります。また、高性能の天体望遠鏡を使って夜空を観察。日本では絶対に見られない美しい星空に感動することでしょう。
■高校訪問
地元高校を訪問して現地の子供たちとの交流をします。実際のクラスに参加しましょう。
■州立大学訪問
大学の寮や、生協、学部などを見学します。アメリカの大学生がどのような生活を送っているのかがわかります。
※ご注意
この学習体験ツアーは学習的要素が大変強いものになります。旅行というよりは、授業や研修のつもりでご参加ください。訪れる場所などは、参加者の年齢などによりフレキシブルに変更いたします。 大変有意義な体験をお約束いたします。
添乗員 | 同行いたしませんが、オオカミ専門家の桑原先生が日本から同行します。 |
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最少催行人員 | 4名 |
日本発着利用予定航空会社 | デルタ航空 |
発着地 | |
食事 | 8日間 :朝6回、昼5回、夕5回(機内食を除く) |
利用予定ホテル | ボーズマン/ラッキードッグロッジ または同等クラス ガーディナー/ベストウエスタン、コンフォートイン または同等クラス |
備考 | ※上記ホテルやロッジは大部屋や同等クラスになる場合がございます。 ※アクティビティの順番、回数は天候条件などにより変更する場合があります |
イエローストーンに戻ってきたオオカミたち
(C)Yellow Stone Glacer Adventures
20世紀初頭、当時家畜を襲うオオカミは害獣とみなされていました。国を挙げて駆除され続けてきたオオカミは1920年代、ついにイエローストーンから姿を消しました。
しかしその後、自然保護や野生動物の研究が進み、天敵が生態系に果たす役割が見直され、オオカミ再導入プロジェクトが始まりました。そして1995年、ついにイエローストーンにオオカミが戻ってきました。最初14頭で始まったオオカミは順調に増え続け、現在はイエローストーンの生態系の中に250頭以上が生息するまでになっています。
オオカミ再導入以来、世界で最もオオカミを観察しやすくなったイエローストーンには、研究者をはじめ野生のオオカミを見たい人々が世界中から訪れています。
また世界一熱水現象が集中している地域でもあり、地熱学、地質学、細菌学などの研究も行われています。
このような大変恵まれた環境の中で、第一線で活躍しているインストラクターと一緒にオオカミとサイエンスについて深く学んでいきます。
オオカミ体験教室
■オオカミの目でこの世界をみます。オオカミの目になって他の捕食動物、餌となる動物たち、山火事などを見てみましょう。その視野をさらに広げ、次のような、地球の偉大な連鎖と生態系のしくみを学びます。
例1)捕食者除去が生態系に与える影響や、天敵が生態系の均衡を保つのに重要な役割を果たし、
急激な個体数の増減を防いでいることなどを、イエローストーンに実際に生息している
捕食者=オオカミやクマ、コヨーテなどの動物を観察しながら学びます。
例2)河川生態系・草原生態系・森林生態系・ツンドラ生態系における食物連鎖と食物網、
生産者と消費者の関係などを実際にその場所で体験的に学習します。
例3)大型動物と周辺の植物の進化の過程での相互作用を学びます。
例4)極相森林において山火事がいかに重要であるかなど、ファイヤーエコロジーについて
簡単な実験を通して、また実際に山火事のあった森林の観察を通して深く学びます。
■世界一の石灰山で、熱水現象のしくみ、バクテリアの生態、その周辺に生息している野生動物への影響などを学びます。
(顕微鏡、遠隔温度測定器など使用)
例1)高熱性光合成最近の生態・・・
摂氏70度に生息する細菌類の観察を通して光合成の進化やエネルギー獲得システムの変化を学びます。
例2)バクテリアマット・・・
バクテリアマットの色の変化からそこに棲む細菌の種類や温度の違い、そのマットをえさとする動物の生態等を学びます。
■大渓谷では目の前に広がる壮大な地層から、生きた地質学を学びます。
例1)溶岩流・玄武岩・黒曜岩・溶結凝灰岩:・・
火山の大爆発の際、マグマがどのような状態で固まったかにより、岩の種類や形が異なることを学びます。
例2)柱状摂理・・・
岩が6角形の柱状に割れている状態を目の前で観察し、そのでき方について学びます。
例3)氷河と火山爆発・・・
火山爆発や氷河期の繰返しによりどのような地形が形成されていったかを目の前で観察しながら学びます。
■アメリカのオオカミや国立公園の管理方法、自然保護について、野外実地教育を通して分かりやすく教えます。
先生紹介:日本一・オオカミ専門家桑原先生
■日本一・オオカミ専門家桑原先生
1962年生まれ。1986年青山学院大学英米文学科卒。
1988年より1年間アラスカ州立大学にて野生動物管理学専攻。
1995年より北海道標茶町にて、オオカミ18頭、馬6頭等とともに暮らし、「オオカミの目を通して自然を考える」のテーマの下に、自然学校「Howlin' Ksオオカミのネイチャースクール」を主宰。
先生紹介:スティーブ・ブラウン先生
1960年オハイオ州シンシナティ市生まれ。
モンタナ州立大学院で日本とアメリカ史、生態学、動物学科の修士課程を卒業。
州立大学では約7年間、イエローストーン生態学や日本史を教えた。
1991年に大自然教育会社、イエローストーングレイシャーアドベンチャーを設立。
以 後、15年間で3万人以上の日本人観光客を受け入れ、日本だけでなく世界中の人々に野生動物生態や大自然保護管理について教える。
充実の装備
高性能の望遠鏡や双眼鏡を使ってオオカミ観察をします。オオカミの息使いが聞こえてきそうです。石灰山では顕微鏡、遠隔温度測定器など、多種の装備や教材をご用意しております。専門的な知識で、体験教室がとても楽しく内容の濃いものとなるでしょう。
ここが安心!
■イエローストーンでは地元の先生が一緒
多数のエコツアーやサイエンスプログラムの経験を持つ地元のエキスパート、スティーブ先生をはじめ、イエローストーンで活躍しているインストラクターが案内するので安心なのはもちろん、動物や自然について楽しみながら深く学べます。
■現地スタッフもお手伝い
イエローストーンエキスパートの先生だけでなく現地の日本語スタッフがキャンプファイヤーやピクニックの準備を全面的にサポートします。スタッフは救命救急処置(ファーストエイド)の資格も所有しています。
■安心快適な旅
ツアーには無線、ファーストエイドキット、キャンプ用品、ウォーターボトル、フィールドスナックなど用意し快適で安心な旅をお楽しみいただけます。
(C)桑原康生
(C)桑原康生
日程 | 主な訪問地 | 時間 | 主な見どころ | 食事/宿泊地 |
---|---|---|---|---|
1 3/26 (土) |
東京(成田) ボーズマン |
午後 | 空路、 ボーズマンへ(北米都市経由) ---------- 日付変更線通過 ---------- 着後、ホテルへ。 明日からの楽しい教室に備えてオリエンテーション |
ボーズマン泊 |
2 3/27 (日) |
ボーズマン ガーディナー |
終日 | イエローストーン国立公園へ。 白頭ワシやイヌワシを探し、バイソンやエルク、オオカミなどを望遠鏡で観察します。イエローストーンの多様な生態系について楽しく学びましょう! 終了後、ガーディナーへ。 |
ガーディナー泊 |
3 3/28 (月) |
イエローストーン 国立公園 |
終日 | イエローストーン国立公園にて動物探しとハイキング、アニマルトラッキングなどのアクティビティを楽しみます。 また、世界一の石灰の山、マンモステラスを見学します。 その不思議な景観がどうして出来ているのか、バクテリアの生態、周辺の動植物がどんな影響を受けているのかを学びます。 楽しく学べるアクティビティが満載です! |
ガーディナー泊 |
4 3/29 (火) |
イエローストーン 国立公園 |
終日 | イエローストーン国立公園にて動物探しとハイキング、アニマルトラッキングなどのアクティビティを楽しみます。 また、世界一の石灰の山、マンモステラスを見学します。 その不思議な景観がどうして出来ているのか、バクテリアの生態、周辺の動植物がどんな影響を受けているのかを学びます。 楽しく学べるアクティビティが満載です! |
ガーディナー泊 |
5 3/30 (水) |
イエローストーン ボーズマン |
午前 | 引き続きイエローストーンで動物探しと楽しいアクティビティを。 夕方バスにてボーズマンに移動します |
ボーズマン泊 |
6 3/31 (木) |
ボーズマン | 終日 | ボーズマンにて、ジュラシックパークのモデルになった有名なジャック・ホーナー博士が率いるロッキー博物館を見学。 また、モンタナ州立大学や野生動物管理所を訪問します。 その他、大型スーパーマーケットでショッピングなど、地元の人々と交流できるアクティビティをご用意。 |
ボーズマン泊 |
7 4/1 (金) |
ボーズマン | 早朝 | 専用車にてボーズマン空港へ。 空路、北米都市経由、帰国の途へ。 |
機内泊 |
8 4/2 (土) |
東京(成田) | 午後 | お疲れ様でした。 |
※天候によってアクティビティーの順序、またはアクティビティー自体が変更になる可能性がございます。
※東京(成田)以外の発着地についてはお問い合わせ下さい。
宿泊について
※写真は一例になります。
■ロッジ/ホテル
このツアーは体験学習を主体にしており、コテージタイプ(貸し別荘)の宿泊施設を利用します。その場合、大部屋であったり、バスルームを共同でご利用いただくこともございます。男女別には考慮いたします。
食事について
■ロッジ
ロッジでは、ガイドが中心に料理をいたしますが、参加者にお手伝いをいただきます。バーベキューでは火起こし、下ごしらえ、食器の用意、後片付けなど分担して行います。
とても、楽しい思い出になりますので、積極的にご参加ください。
■キャンプ中の食事
キャンプ中はご自身で料理していただきます。(材料代込み)
大自然の中、一緒に旅をしている仲間たちといろいろなことを語りながら調理をし、食事をとることは格別の贅沢とも言えるでしょう。
装備について
イエローストーン 国立公園 |
平均気温(℃) | 降水量 (mm) |
時刻 | ||
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最高 | 最低 | 日の出 | 日の入 | ||
3月 | 5 | -11 | 0.26 | 6:36 | 18:29 |
イエローストーンはロッキー山脈にあり、ワイオミング、モンタナ、アイダホ州にまたがっています。
高山地域ですので、日中と夜間の温度差が激しいのが特徴です。これには重ね着で温度調節できるようにすることが大切です。万全の準備で望み、ツアー中快適に楽しく過ごしましょう。