手配旅行　ペブルビーチ　ゴルフ

今回は、ペブルビーチが誇る4つのコースのうち、スパイグラスヒルでラウンドすることが出来た。
06:30am：朝、一番のスタートだった為に海沿いにあるコースは未だ霧が残っていた。
晴れたときの映像に対する期待感がその霧の景色を余計に神秘化する。
由緒あるゴルフコース、さぞや「お堅い」思いをさせられるのかと思いきや、さにあらず。
プロショップも、コースのスタッフも対応もまさに「アメリカン」。実にフレンドリーで、いい意味で拍子抜けをした。

スタートの#1では、その霧のためにグリーン方向が確認できずにスタート。
このコースの全容がハッキリとしてきたのは気温も上がって霧が晴れた後の#3から。
“リンクス”である、美しいビーチの方角にグリーンがある。海と重なって、波の直ぐ手間にグリーンがあるように見える。これが“リンクス”である。

しかし、落ち着いて見ればグリーン手前に大きなバンカー、そしてグリーン周りはほぼ全域でサンドビーチ状態。眺める分には最高だが、プレイするには125ヤード先とは言え、かなりの難易度である。やはりリンクスである。
どのホールもまさに「芸術品」であるが、文字数にも限りがあるので、その中でも特に印象に残ったホールと特徴を述べておく。

#5    Par3 134ヤード
スパイグラスの“リンクス”はこの#5まで。これ以降は林間コースに変化して行く。
ビーチに向かって伸びるこのホールは最後のリンクスだが、ここでもグリーンは「砂漠地帯」の中央に位置する。砂の質は細かくて柔らかいので、ヘッドの絡む。直接乗せないと厄介。

#7    Par5 480ヤード
ティーグランドからグリーン向かってゆっくりと下って行くホール。松の木々に囲まれた林間コースで、フェアウエイ、
グリーン周り、どこから見ても芸術品のような美しさ。
打ち下ろしで距離も短いので、比較的に楽なホール。

#11  Par5   463ヤード
右ドックレッグの打ち下ろしのホール。グリーンと周りのバンカーとの「絵」が美しい。フェアウエイ左目に抜けても、ラフのカットは短いので2ndショットも狙っていける。但し、バンカーは数も多く、そのポジションも「さすが」の位置。

#16  Par4   440ヤード
このホールも右ドックレッグで、打ち下ろしに近い。但し、ティーグランドからフェアウエイに抜けるには高い松に囲まれた狭い「道」を抜けないといけない。セカンド地点からのグリーン方向の景色には思わず「素晴らしい!!」。

全体的にフラットではあるが、フェアウエイ自体は大きな波がある。グリーンも各ホールともアンジュレーションがあり、我々レベルには難易度が高い。

それにしても、さすがに「世界のペブル」。どのホールも「絵」のような美しさがあり手入れも含めて世界レベルのゴルフコースであることを堪能させていただいた。
朝一番のスタートで靴には朝露が随分と付いて汚れてホールアウト。そこには靴磨きのような椅子とスタッフが笑顔でお出迎え。言われるがままに席に着くと、汚れた私の靴を足ごと脇に抱えてエアスプレーと布掛けをしてくれた。そして最後には「また、いらしてください」と言って記念のメダルを渡された。
最後の最後まで感動させられたコースであった。

ゴルフの聖地とも言えるペブルビーチリゾート。街そのものが、ゴルフの為にあるような落ち着いたオーラを放っている。この付近を抜ける「17マイルドライブ」はどこを走っていても写真を撮りたくなるような景色ばかりを堪能できる。
また、車で15分ほどのところに位置する芸術家の街「カーメル」に行けば、そのセンスと品のよさに時間を忘れて楽しみたい衝動に駆られると思う。人口7,000人あまりの小さな街だが、アートギャラリー・食器・ブティック・雑貨店・アンティークショップなどのお店が軒を連ねて楽しませてくれる。
町外れのカーメルビーチからのぞむ白いビーチと夕日、そしてべプルビーチリンクスの名物ホールの「絵」は絶景。

ぺブルビーチのリゾートには、ザ・ロッジ・アット・ペブルビーチ、ザ・イン・アット・スパニッシュベイ、カサ・パルメロ・アット・ペブルビーチの3つの宿泊施設があります。

海やゴルフコースを一望できる眺めのよいレストランでシェフが腕を振るった料理を頂くことができる。
　料理一品一品の盛り付けにまでシェフの心配りを感じることができ、美味をより一層引き立てる。また、ワインの種類も豊富でワインの本場のカリフォルニアの地で極上の味わいをお楽しみ頂くことができる。
 

春・夏・秋を通し、過ごしやすい気候となっております。
ただし、日没後は冷え込みますので、ジャケットやセーターなどをお持ちください。