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1日目

14:30
ラスベガス空港に到着。今回は、5名のうち1名様がラスベガス空港にて現地集合しました。
空港内にはカジノのスロットマシーンがあり、カジノの街の雰囲気に溢れていました。
15:30
ガイドのカイルと合流。私は初めて会うガイドでしたが、キャップをかぶった目がくりくりとしていてアメリカ人らしい陽気な雰囲気。
お客様の中には、会って2回目の方もいらして、再会を楽しんでいらっしゃいました。
空港を出て、まず向かったのは、アメリカに来たら必ず寄る人気のスーパー「トレーダージョーズ」オーガニックスーパーでプライベートブランドの商品が充実、お菓子やランチを仕入れました。
その後、カナブの手前で、大規模食料品店、アルバートソンズに立ち寄り、食材を購入し、ホテルへと向かいました。
20:30
長時間のドライブを終え、本日の宿、フラッグストーンブティックインに到着です。
今回の宿はフルキッチンでまるで家のキッチンのようにすべて台所用品が揃っていました。
すべてがアメリカサイズ、キッチン、冷蔵庫、電気のコンロなど、また食器なども当然、アメリカサイズ。日本の生活に慣れた方には、アメリカの暮らし体験になること間違いなしでしょう。
時差もあるので、明日からのハイキングに向けて、睡眠をとりました。

2日目

7:00
昨日購入した食材で朝食を作り、ご希望の方にデリバリー。
メニューは、ごはん、サラダ、味噌汁、目玉焼き。
9:30
ペイジのキャニオンXに出発です。
キャニオンXは日本の方にはほとんど知られていないスロットキャニオン(極細の渓谷)で、6人以上のグループでは入れないだけに、静かな空間が約束されています。
ペイジとカナブは1時間の時差があり、1時間戻ります。
キャニオンXの事務所にて車を乗り換え、悪路を走ります。
キャニオンXはアンテロープキャニオンに似ていますが、圧倒的に静かな環境で美しいキャニオンを歩き、撮影することができました。左右2つのキャニオンをじっくり歩き、悠久の時の流れを感じました。
13:00
お昼は中華料理のビュッフェ。味は普通ですが、お米や焼きそばというメニューに落ち着きます。
午後はホースシューベンドへ向かいました。
何年かぶりに再訪した場所ですが、看板、駐車場、トイレなどがしっかり整備されていて、まるで別の場所にようになっていました。
そこから、徒歩で30分ほど歩くと、コロラド川が蛇行して出来た、ホースシューベンドが姿を現しました。
訪れる人が急増していますが、その大きな景観は以前と変わらず、光線も順光となっており、美しい姿にうっとりしました。
断崖絶壁は大迫力で、崖に迫っての写真撮影など、アメリカの大自然を満喫しました。
ハイキング後、レイクパウエルを作った、グレンキャニオンダムに寄り、カナブへと戻りました。

3日目

8:30
今日は曇り。今にも雨が降り出しそうでした。 一番の目的地、ノースコヨーテビュートのザ・ウェーブハイキングです。 登山口までは1時間、天気が本当に心配でしたが、ザ・ウェーブの上は晴れているのが目視できました。
お一人のお客様とは、天気について出発前から話をしていて、アメリカに到着してからも、天気予報で一喜一憂していました。ただ、旅に出ると常に晴れる、風神、雷神よりも強い!ということで、本当に心強かったです。
そして、トレイルヘッド到着。
天候がみるみる良くなっていくので、お客様は本当に強運の持ち主だということを実感しました。
9:30
ザ・ウェーブまでの道のりは、水が無くなって砂となった川を歩き、硬くなった堆積岩、ナバホサンドストーンの岩盤を注意しながら歩きました。この道のりはどこも写真映えするところばかりで、ついつい、止まって撮影するものですから、なかなか先に進めません。
1日20人限定ですから、人に出逢っても数人、許可証を持っている満足感を共有し合いました。
ほんとにここがグランドサークルの一部とは信じられないほど、静かで、大自然と私たちのみの時間を存分に楽しみました。
11:30
ザ・ウェーブへの入り口は、まさに異次元に入っていくような感覚です。
入口のみですでに感動してしまい、満足してしまいました。そう思いながらも、先に進んで行くと、囲まれた空間にザ・ウェーブの景色が待ち構えてきました。正直な感想は「なんじゃこりゃ!」。
悪い感想ではなく、その不思議な空間が理解できずに、戸惑いました。その戸惑いは、次第に、感動、感激に変わっていきました。アメリカの大自然は確かに素晴らしいところは多いですが、この不思議な感覚は、ザ・ウェーブでしか味わえないものだと思います。
夕方
夕食はホテル内にある、ピカブーレストラン。
新しくできたイタリアンレストランで、気持ちのよいサービスでした。 ピザは特に奇抜なメニューが多く、ヘルシー。生地は厚めながらも、味があって美味でした。毎日、現地のたくさんの人が訪れているカナブの人気レストランとなっていました。

4日目

9:00
今日はくもりときどき晴れ 風がありました。
ザ・ウェーブから一夜明けて、ホワイトポケットのハイキングです。
途中、グランドキャニオン国立公園の入り口にある、ジェイコブレイクにてトイレ休憩。
標高が上がり、植生は松、杉を中心とした森林地帯が広がっていました。
この周辺ではストームが昨日あったらしく、木の葉だけでなく、枝、幹に雪をまとっていて、本当に美しい景色でした。
そして、ぐっと標高を下げて、バーミリオンクリフに向かう、ハネムーントレイルへ。昔、花嫁がこの道を馬車で通ったのがトレイル名の由来となったとのこと。
11:00
ホワイトポケットに到着すると、駐車場から白い奇岩が見え、歩いていくと脳みそのような大地が広がっています。こちらもザ・ウェーブに勝るとも劣らない異次元空間と呼べるものでした。
地形も面白く、皆さんでいろいろな写真を撮って楽しみました。
16:00
こちらも許可証がないと入れない、サウスコヨーテビュートのパウホール。ここはとにかく、ナバホサンドストーンが赤い。この赤が特徴的な奇岩でした。牛の水飲み場が隣接しており、牛除けの柵が印象的でした。誰とも出会わず、絶景を満喫、それが本当に幸せなひとときでした。

5日目

午前中
今日は、ホワイトウェーブを予定していたのですが、前々日のストームの影響で車が入れないということで、ザイオン国立公園に行くことにしました。
ザイオンでは、キャニオンオーバールックトレイルを歩きました。片道30分程度のトレイルでしたが、渓谷沿いの細いトレイルは迫力満点。終着地点は断崖絶壁となっており、ザイオンキャニオンの雄大な景色が広がっていました。 ザイオンでは、ピクニックランチを楽しみ、ゆったりとした時間の流れ、少人数ならではのプライベートな時間をお楽しみいただきました。
夕食はラスベガスで名高いステーキハウス「デル・フリスコス」。
クラシックな雰囲気のステーキハウスでは、骨付きのフィレ、巨大な和牛ステーキなどをオーダーし、ぺろりと皆さん完食しました。
アメリカのステーキは質、量ともにさすがとしか言いようがありません。

添乗員レポートを書いたのはカナダ大好き・生涯感動スタッフの板倉でした。

板倉
3月のザ・ウェーブ、思ったよりも暖かく、ハイキングには最高のコンディションでした。 今回は5名のお客様にご参加いただき、全員が完歩できたことは何よりでした。
ザ・ウェーブは、評判通りの景色でした。
バーミリオンクリフ国立モニュメントのハイキングはどれも秀逸で、ザ・ウェーブに勝るとも劣らないと感じました。その他、グランドステアケースというテーブルランドは雄大で、次回ザ・ウェーブの抽選が当たるならば、是非ホワイトウェーブと共に、コースに入れたいと思います。
毎月、抽選にチャレンジしていますので、次回ツアーに是非ともご期待ください。